2012年5月19日土曜日

東日本復興支援で気仙沼・大島へ 【1】                       お年寄りの孤独死防止☛園芸療法で傾聴ボランティア


花壇完成
気仙沼港の様子
 「園芸療法」(植物による心身の活性化を図る)で、東日本大震災の復興支援をしようと云う5人のクルーが、島全体が津波と火事で大きな被害を受けた気仙沼市大島に4日間の日程で、行ってきました。
花壇作り
呼びかけたのは、「園芸療法」の推進者であり、また、実践の場でもある、「さくらの家福祉農園」(農業で福祉を目指している福祉施設)の理事でもある飯田氏。集まったのは理事の斉藤、後援会長の朝倉氏、関係者の岸部氏、香川氏の5名。香川氏以外は皆お年寄り。朝倉氏調達のライトバンに、「さくらの家福祉農園」で育てた、花の苗を積み込み、伊勢原駅南口「アサクラ眼鏡店」の前を出発したのは、5月15日(火)夜10時30分。皆、あらゆる危険を覚悟し、各種の保険に加入。
気仙沼には翌朝5時半到着。そこで、飯田理事が前回訪問で知り合った被災者の支援物資を届ける。
基地「明海荘」
気仙沼港は1年経過したのに、震災当時と殆ど変っていないように見える。がれきの山があちこちに・・・。
フェリー(25分)で大島に渡る。大島も気仙沼と同じ状態。
この日は、島の復興の拠点となっており、また、5人が基地とした旅館「明海荘」のボランティア広場の花壇作り。







仮設住宅訪問
急遽屋外で教室
キャンプ場跡の仮設住宅で
翌日は、3か所の仮設住宅で、お年寄りと一緒に、「園芸活動」。新聞紙でポットを作り、種をまき、名札を挿し、発芽から育苗、収穫へと導く作業。(写真)最高齢者は92歳でした。津波の話になるとつい泣き出してしまうと云う方もおられました。
3か所で、30人ばかりの方々と種をまいた。
最高齢者と談笑するクルー
その夜誕生日を迎えたメンバーの一人は72歳になられた。まだまだお元気である。
翌日、「さくら福祉農園」に帰着したのは夕方5時。運転は何故か、最高齢者の朝倉氏。兎に角、無事家に帰りました。




◆感想:::私たちの訪問は短時間で、イベント内容もささやかなものです。しかしそこれによって、島の方々がお互いに訪問し合い、お互いの様子を知ることができる機会を作りました。そして、また励まし合い、手をつなぎ合って、お互いに元気になれる機会を提供できたと思っています。




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